五十肩

五十肩が起こる原因のほとんどが筋肉によるものです。
なぜ多くの五十肩の原因が不明と言われるかというと、レントゲン検査で原因を突き止めることができない為です。

レントゲン検査では骨の異常は分かりますが筋肉の異常や、関節の異常は判断できないため、実際に詳しく検査しようとすると肩周囲の触診や動診をしないと、本当の原因を解明することができません。

では、なぜ筋肉が原因であると言えるのでしょうか？

五十肩の症状として「動かすと痛い」や「そもそも動かない」という声がほとんどです。

なぜ動かすときに痛いのか?そもそも動かないのか?それは、筋肉が原因となっているからです。
動作は筋肉が伸びたり縮んだりすることによって筋肉が骨を引っ張り関節を曲げますので、もし、筋肉にトラブルがあると動かすときが痛かったり、そもそも動かないということになります。

「夜中に肩が疼く」や「じっとしていても痛む」というのはどのような状態かというと、それは炎症が起こっている状態となります。

五十肩には《炎症期・凍結期・緩解期》という時期があります。
炎症期とは・・・肩周囲の筋肉や関節に炎症が起こっている時期です。
この時期は炎症が起こっているので安静にしていても疼く痛みが有ります。

その時期が終わると次に凍結期になります。
凍結期とは・・・名前のとおり凍っているように肩周囲が固くなっている状態=動かない状態を指します。
その時期を抜けると緩解期になります。

緩解期とは・・・症状が軽減していく時期です=徐々に治っていく時期です。
なので安静にしていても疼く痛みがある場合は炎症期であるということです。

それぞれの時期に適した療法がありますので、後ほど詳しく記載しています。

前述したとおり、五十肩の原因は筋肉が原因のことがほとんどですが、肩には数多くの筋肉があります。
当院では原因を正確に把握するためにまずはしっかりお話を聞き原因を推測します。

その後検査を行い、レントゲンなどでは写らなかった原因を突き止め、原因の筋肉が判明するとその筋肉がしっかり緩むように施術を行っていきます。

当院では筋肉の痛みの原因であるトリガーポイント(筋肉のシコリ)を取り除く手技を行なっており、五十肩の筋肉から出る痛みや動きの制限には効果的です。

炎症期の疼く痛みの症状には鍼やハイボルトなどの炎症を早期に取り除く施術もございますのでご安心下さい。
炎症が強くアイシングなどが必要な場合もございますが、当院でしっかりその辺りもご指導させて頂きます。

凍結期は肩の動きを出して痛みを再発しないような施術を行っていきます。
痛みの原因である筋肉はもちろんのこと肩をスムーズに動かせるように肩周囲の筋肉も同時に緩め、それと同時に肩周囲のリハビリも重要になります。重症度によりリハビリ方法は異なりますので、こちらもしっかりお伝えさせて頂きます。

少しでも炎症期、凍結期に適切な施術を行うことで炎症期、凍結期を早く抜け出すことが五十肩の痛みや動作制限を解消する一番大切なことです。

当院で行っている施術は、身体に強い力をかけずにソフトなタッチで、痛みやコリの原因となる歪みを解消するので、高齢の方やお子様も安心して受けていただける《優しい圧で効果を出せる施術法》です。

つらい症状にお悩みのあなた、ぜひ当院で健康な身体を取り戻しましょう！